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権利書がなくても相続できる?不動産の名義を確かめる方法は?

権利書がなくても相続できる?不動産の名義を確かめる方法は?

 

不動産の権利書ってありますよね。

 

昔は「登記済権利書」という証書みたいなもので、
今はパスワードが記載された「登記識別情報」という書類です。

 

 

■登記済権利書(昔のもの)
デザインはいろいろ。不動産売買契約書の最後に登記済印が押されたものも権利書となる。

 

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■登記識別情報(最近のもの)
シールをはがすとパスワードみたいなものが出てくる。

 

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権利書はとても大事なもので紛失したり盗まれたりしたら絶対ダメと思われているけど、
実はそこまで深刻なものじゃないんです。

 

特に、不動産の相続にあたっては、なくても何も困りません。

 

 

 

不動産の名義を確認する方法は?

 

不動産の正確な所在地さえわかれば、誰でも法務局で登記情報を調べることができます。

 

登記情報はネットで見ることもできます。

 

・登記情報提供サービス
http://www1.touki.or.jp/

 

 

上記のサイトで登記情報提供サービスの「不動産登記情報(全部事項)」を見るといいですよ。

 

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法務局へ行く場合もネットで見る場合でも数百円の手数料がかかりますが、ネットのほうが少し安いです。

 

「一時利用」を選択すれば、あらかじめ利用者登録をしておかなくてもクレジットカード決済ですぐに見ることができるので便利です。
PDFがダウンロードできるようになってるんです。

 

ただし、利用時間は平日8時30分から21時まで。
オンラインなのに24時間じゃないところがなんとも行政サービスらしいです。。。

 

 

 

登記情報を見れば、その不動産が現在誰の名義になっているのか、銀行の抵当権が設定されているかなどがわかるようになっています。

 

 

 

登記情報と登記簿謄本は何がちがうの?

 

ちなみに、証明書としてよく求められる「登記簿謄本」っていうのは「登記事項証明書」のことです。
これは、ネットではなくて法務局へ足を運んだり、郵送してもらう手続きをしないといけません。

 

 

さきほど説明した登記情報(PDFでダウンロードできるやつ)と何がちがうかというと、記載されている情報はまったく同じなんです。

 

ただ、PDFの方は公印がないので法的証明力がないというだけです。

 

 

名義や抵当権を確認したいだけならPDFの方で十分ですよね。

 

相続登記をする際にも、法的証明力がある「登記簿謄本」は別に必要ありません。
だって、登記されている内容を把握しているのは法務局で、相続登記をするのも法務局ですから。

 

 

相続登記してあなたの名義に書き換えた後、その不動産を売却する際には「登記簿謄本」が必要になります。

 

 

 

権利書がなくても相続できる?

 

権利書は、平たく言えばただの確認資料です。
それ自体に価値があるわけではありません。

 

もちろん紛失しないに越したことはないですが、
紛失したからといってその不動産の権利がなくなるわけではありません。

 

 

権利書がなくても不動産を売却できる?

 

不動産の所有者の情報は法務局に登記されています。

 

不動産を売却するときは、権利書があれば権利書に記載された内容と法務局にあるデータを照らし合わせて、所有者本人であることの確認がスムーズにできるというだけです。

 

 

権利書を紛失してしまっても、司法書士に依頼して所有者本人であることの
証明をしてもらえば問題なく不動産を売却できます。

 

もし泥棒に権利書を盗まれたとしても、売却する際に泥棒は所有者でないことがバレるので意味がないんです。

 

 

 

権利書がなくても相続できる?

 

不動産を相続する際は、権利書は一切必要ありません。

 

相続登記の際に求められるのは、遺産分割協議書や戸籍謄本など、相続人であることを証明する書類だけです。

 

 

そして、相続登記が完了すると新しい権利書(登記識別情報)が発行されます。

 

 

つまり、不動産の名義を確認するときも、相続登記をするときも、権利書はぜんぜん必要ないということです。

 

 

 

こちらの記事もどうぞ。

 

 

>>相続登記を省略して売却できる?

 

 

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